2018年5月28日月曜日

モデナ観光 ギルランディーナ塔


モデナのシンボル ユネスコ世界遺産 ギルランディーナ塔に行ってきました。

外から見ると物凄く高いので(89.32m)
階段を最後まで登れるのか
少し心配でしたが、
思ったよりすぐに上までたどり着きました。
モデナの象徴 大聖堂の鐘楼
ギルランディーナという名で親しまれる
モデナのシンボル トッレ チヴィカ


トッレ チヴィカの愛称ギルランディーナはどこから付いたのでしょうか。




ギルランディーナという愛称で呼ばれるのは
尖塔を飾る大理石の欄干が
(イタリア語でギルランディーナ)
由来となっているそうです。

ギルランディーナ塔はドゥオーモの鐘楼として建設され、
市民に時間を告げ、必要な時には危険を告げる警鐘として
使われました。

ギルランディーナ塔の中に入ってみます。


入口にある入場券売り場前には
かつて設置されていた鐘が展示されていました。






階段を上り始めるとすぐに部屋があり、
天井はフレスコ画で装飾されていました。

この部屋は<奪われた手桶の間>と呼ばれ、
1325年ボローニャと争った
ザッポリーノの戦いで
ボローニャのサン フェリーチェ通りにあった
井戸から略奪してきたといわれる手桶を
モデナ市のシンボルとしてぶら下げられたと言われています。
本物は安全のために、市庁舎に保管されていますが、
レプリカが鎖で天井からぶら下げられています。



フレスコ画
手桶



階段から上を見上げると、
これから登る階段を
上までの高さ20mを見ることができます。




トレッサーニの間の窓からの眺め。
この部屋は市の警護職の住居だったそうです。
ここから防衛のために見張り、
市街の門の開閉を告げ、
時を告げる鐘を鳴らし、
有事や、祭典のためにも鐘を鳴らすのが
お仕事だったそうです。






モデナ市の南側の眺め街はずれの緑のカンパーニャ(田舎)が見えます。



アカデミア方面モデナ市の北側の眺め。
密かにギルランディーナの陰が見られますね。



モデナ市の西側。
奥に見える緑はフェラーリ公園。
かつてのモデナのサーキットのまん中が
現在は公園になっています。


八角形の部分から延びる尖塔は
アンセルモ ダ カンピオーネの指揮のもと1319年に完成し、
この部分だけで30mの高さがあるそうです。

モデナにお越しの際はぜひ上まで登ってみてください。

arrivederci!




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